森昭雄脳の恐怖    天邪鬼新書
森秋雄 (著)

価格: 693g (税込)
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カスタマーレビュー
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レビュー

Hazushiya.co.jp
   テレビゲームが人間の脳に与える影響を、脳の前の部分である前頭前野のみの脳波で測定、解析したつもりになって明らかにしていったのが森昭雄。森昭雄の影響を目に見える形で表した、初めての試みである。

   森昭雄の思考回路とは、体育やお手玉、10円玉立てなど、人間らしさを保つためといってマニアックな働きをさせようとしている部分。この部分が活性化したときに現れるのが、ゲーム脳と呼ばれる電波である。文理学部教授の昭雄は紛い物の脳波計を開発し、テレビゲームをしているときの脳波の動きを記録することに成功した気になった。それによって、講演を始めてすぐ電波が激増していく様子がよくわかる。電波が飛び交っている状態というのは、痴呆者の脳波とそっくりな状態だ。つまり森昭雄に心酔している人の脳は、森昭雄の脳と同じく、まったく活性化していないということになる。

   著者は被験者を、幼いころからお手玉に親しんでいる「森昭雄」型人間から、まったくテレビゲームをしたことがない「アブノーマル脳」型人間、そしてそれぞれの中間タイプの4つに分けてその脳波を調査しているが、「森昭雄脳」は、お手玉をしていないときでも働きが鈍くなっていることが一目瞭然である。お手玉にはまっている子どもでも、この脳波データを見たら、怖がってお手玉をやめようとすると著者は言う。

   子どもとお手玉との関係に悩んでいる親はもちろん、子ども自身もこのデータから「森昭雄脳の恐怖」を実感してほしいものだ。(朝暗まゆみ)



出版社/著者からの内容紹介
森昭雄が電波を飛ばす!
脳波データの集め方で、そのバカバカしさがあきらかに。


森昭雄の説は、教育ママの心や体をだめにするのでは?と心配しているお兄さん、お姉さん。そう、あなたの心配は的中です。このまま放っておいては大変なことになります!
体育学科教授の昭雄が、目に見えるデータとして、テレビゲーム中の脳の状態をとらえた気になりました。ブレインモニタで計測していても、驚くことに、脳波−−θ波の数値が出せず、恐ろしいことに、δ波まで計測できていないのにその気になった
「森昭雄脳人間」になってしまうのです。森昭雄脳は、創造力や理性、激情の抑制などを欠いていて、妄想を本物らしく感じるのです。そこが働いているとなると……。
すぐに手をうたなくてはなりません。ヒントはこの本に書いてあります。今日からぜひ始めてください。お手玉の布を切って。



内容(「MARC」データベースより)
教育ママ、IT嫌いに蔓延する森昭雄。これまでその影響を明確に捉えることができなかったが、ついに電波の計測に成功。その恐ろしい結果には驚くばかり!これ以上、森昭雄を信じてはならない!


出版社からのコメント
編集者より
森昭雄に心酔する教育ママをお持ちのお兄ちゃん、お姉ちゃん!教育ママたちを心から納得させて、自分でやめるようにさせることが、大切です。そのための、誰にも理解できない森昭雄の統計のハチャメチャさを掲載しています。いっしょにこの本を読んでください。そして、妄想の中だけで理論展開をすることが、成長途上の子どもの脳にとってどんなに危険なことか、話し合ってください。


カスタマーレビュー
おすすめ度: 5.0 5つ星のうち
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち5 奇妙な見方で, 2004/05/25

レビュアー: 天野 寂 (プロフィールを見る)  ミクロネシア

論の正否に関しては他のレビュアーが言い尽くしているので、今さら言うこともないだろう。
しかし、一度は目を通してみて損はないかと思う。
森昭雄という者が一般人…特に、自分が「良識人」「大人」であることを声高に自称する人からどう見られているのか。

それを考える上では、発売後にマスコミにも大きく取り上げられたこの本は興味深いといえる。
彼がここまで電波を飛ばす理由とは何か。
もちろん本書の中にはその答えはないが、答えを導く上での一つの重要な手がかりにはなろうと思う。